南大東島は沖縄本島から東へ約360qの太平洋上にポッカリ浮かぶ島です。
北に8q隔てる北大東島と相対し、南に約160q離れた沖大東島を含め大東諸島と呼んでいます。
南大東島は明治33年(西暦1900年)に東京都八丈島の有志により開拓されました。
今年で開島122年、村制施行76年を迎えました。
島は、初期の開拓者がもたらした、八丈島の大和文化と沖縄の移住者がもたらした沖縄文化が混ざりあって、チャンプルー文化が融合しています。
村の人口は約1300人で「島の砂糖か」「砂糖の島か」と言われるほどサトウキビ作農業が盛んな島で開拓当初から我が国有数の甘味資源の供給基地として栄えてきました。又、近海はマグロ・サワラの宝庫で水産業を興し、さらには観光にて1万人来客を目指した観光を推進しています。島は約4800年前に誕生したといわれ、今も移動し続けています。
南大東島の特異な歴史・文化・地勢をはじめ、さとうきびに囲まれた自然いっぱいの島に一人でも多くの人が関心を持ってお越し頂ければ幸いです。
(いらっしゃい・めんそーれ・おじゃりやれ)
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